大学生
作業療法士になりたいんだけど、実際にやっている人の声が聞きたい!
このような方のためにこの記事を書いています。
この記事は、実際に作業療法士として、3年間病院で勤めたはまさん(@ot_free_2022)にインタビューをしました。
この記事で最も伝えたいこと
これから就職するために、人間性を高めるのが大切!
積極的に自己分析をして、自分の強みと弱みを理解しよう!
はまさんのプロフィール
この記事を読めば、作業療法士としてのやりがいや辛かったことを知ることができます。
それでは、インタビューの様子をご覧ください!
作業療法士を選んだ理由
ヒュウ
まず始めに、はまさんが作業療法士を選んだ理由について教えてください。
はまさん
結論から言うと、結構軽いノリでしたね。小学生の時から、医療系の仕事には付きたいと思っていて、高校の時に職業一覧を見ていて、たまたま作業療法士が目に留まり、人の役に立ち、モノづくりが好きな人は向いていると書いていたので、自分に合っていると思い、目指すことにしました。
ヒュウ
自分がケガをして、リハビリの時に作業療法士の方が優しかったからという理由だと思ってました!
はまさん
一般的には、そういった子の方が多いと思いますよ!ただ、私の場合は、軽いノリで決めちゃった感じですね。
はまさん
高校生の時に向いている人の特徴の通り、私にはとても合っていて、とてもやりがいを感じました!
気になる年収は?
ヒュウ
すみません、お尋ねしにくいのですが、年収はどれくらいでしょうか?
ヒュウ
350万円(メモメモ)ありがとうございます!ネットで調べてみた感じ、初任給の平均が340万円ぐらいみたいですね。
はまさん
そうですね。平均と同じぐらいか、平均よりも低いぐらいだと思いますよ!
作業療法士として働いている時のやりがい
ヒュウ
ここからは、実際の作業療法士の仕事について、お尋ねしていきたいんですが、働いているときにやりがいを感じる瞬間はありますか?
はまさん
めちゃめちゃ一般的な答えになってしまうんですけど、患者さんやご家族様に感謝された時がとても嬉しいですね。
はまさん
患者さんが退院直前に感謝を伝えてくれることは多くあるんですけど、リハビリをしていて、患者さんが亡くなってしまったときにご家族が「母が毎回リハビリを楽しみにしていました。本当にありがとうございました。」と言っていただけるのが本当にうれしいです。
はまさん
そうなんですよ!わざわざ、ご家族様は、私に伝えに来なくてもいいわけじゃないですか!それなのに、わざわざ私に伝えに来てくれるところが本当に嬉しかったですね。
作業療法士のしんどさ
ヒュウ
先ほどは、作業療法士のやりがいや楽しかった時について聞いたんですが、逆に作業療法士として働いていた時のしんどかった瞬間はありますか?
はまさん
もちろん、ありますね。上司と意見が合わないことが多いのがとてもしんどかったです。病院にもよりますが、私の職場では、「自分よりも立場の人の言うことは絶対」みたいな風潮があって、少しやりづらさを感じる時が多かったです。
ヒュウ
上司との馬が合わないということですが、どうしてそんなことが起きたんですかね?
はまさん
上司と私のリハビリに対する価値観が違っていたからだと思います。上司の価値観は、「悪いところは全部治してこそリハビリ!」って感じで…。私の価値観は、「どう幸せに生きるのか」の部分にフォーカスしていたので、馬が合わなかったですね。
ヒュウ
価値観の違いですか…とても難しい問題ですね。これは、リハビリ業界ならではの悩みといってもいいかもしれないですね。
はまさん
そうですね~。リハビリに関しては、作業療法士の性格がとても出るものだと思っているんですよね。だからこそ、難しいし、上司との意見が合わないことが多くなると思います。
就活のためにやっていたこと
ヒュウ
それでは、ここからは就活の話に移っていこうと思います。まずは、就活のためにやっていたことを教えてください。
はまさん
そうですよ!いろんな種類のアルバイトを学生時代に経験しました。その中で、コミニケション力、社会性、周りの空気を読む力など集団で働くためにとても必要な力を学びました。リハビリ業は、チーム戦ですから、アルバイトでこういった経験をできたことは大きかったと思います。
ヒュウ
そうなんですね。作業療法士になるには、コミニケション力はやっぱり必要ですかね?
はまさん
コミニケション力は、とても大切になってくると思います。リハビリ業って、患者さんとの信頼関係の構築が欠かせないんですよね。脳に障害があって、手が動くか分からないのに、信頼関係を築けていない作業療法士の方に任せようと思わないですよね?
ヒュウ
たしかに、信頼できない作業療法士の方は、信じられずリハビリを疑ってしまいそうです。
はまさん
そうですよね。だから、信頼関係を構築するためにコミニケション力は、欠かせません。リハビリの仕事は、患者さんの心を解くことから始まりますからね!
ヒュウ
どんな種類のアルバイトの方がいいとかはありますか?
はまさん
接客業がいいですよ。接客業では、クレーム対応といった不測の事態に対応する能力も鍛えることができます。アルバイトは、社会で生きていくための基礎力を鍛えられるので、おすすめです!
就活のためにやっておいた方がいいこと
ヒュウ
現役の時に、就活のためにやっておけばよかったと後悔していることはありますか?
はまさん
自己分析だけは、絶対やっておくべきです!特に医療職は、自己分析をする機会が全然ないので、自己分析は学生のうちにやっておいた方が将来必ず役に立ちます。
はまさん
医療業界ってめちゃくちゃ閉鎖的なんですよ。学校にいるうちは、「試験に合格するのが最も大切だ」って言われて。一般的な大学生は、就活で企業分析や自己分析をすると思うんですが、医療職は資格取得だけに力を注ぐんですよね。
はまさん
そうなんですけど、資格取得だけを学生のうちに頑張っちゃうと、社会に出て、病院という世界を一歩出てしまうと、自分の強みと弱みが分からずに困ることが多いんですよね。
ヒュウ
たしかに、自分の強みと弱みが分かるほうが、自分により適した職業につけそうですもんね!
自己分析をするなら、ストレングスファインダーがおすすめです!
本の値段はかかりますが、自分の強み弱みに気付くことができるようになります。
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医療業界を目指す若者に向けて
ヒュウ
では、最後に医療業界を目指す若者に向けて一言いただけますか?
はまさん
その質問、待ってました!一番言いたいことは、医療業界を目指す学生には、人間性を磨いてほしいと思っています。
はまさん
そうです。作業療法士の人数は、年々増えていて、資格保有者がどんどん増えてきているんですよね。新卒の方に「どうしてこの職を選んだか」と聞くと、だいたい「資格を持っていれば、安定すると思ったから」と答えるんです。
ヒュウ
たしかに、資格を持っていれば、食べられなくなることはなさそうですけど…
はまさん
資格を持っていれば、安心できるという考えはもう古いと思います。特に病院内で働くとすれば、周りはみんな資格保有者です。ということは、資格だけ持っていても差別化ができません。そんな時に大切になるのが、人間性だと感じています。
ヒュウ
なるほど。たしかに、人間性を高めるのは大切だと分かりましたが、具体的にはどういったことをやればいいのでしょうか?
はまさん
いろんなことを経験するのが一番だと思います。恋愛や友達との関係はもちろん、読書もとても有効な手段だと思います。積極的に外の世界と関わりにいくことで、人間性は大きく高められますよ。
ヒュウ
でも、あんまり人と話すのが上手くなくて…人と関わるのに自信がないんですよね。
はまさん
それでも、積極的に関わるべきです!自分だけで完結してしまうと、世界は広がりません。自分の考えでしか物事を見れないわけですから。最初は怖いと思いますが、積極的に人とか関わってみてください!
ヒュウ
頑張ってみますね!それでは、インタビューはここまでにさせていただきます。本日はありがとうございました!
まとめ
今回は、作業療法士として働いていたはまさん(@ot_free_2022)へのインタビューを通して、作業療法士のやりがいや辛いことを紹介しました。
インタビューの要約
はまさんが作業療法士を選んだ理由
・たまたま作業療法士を見つけて、自分へ合っていると思ったので選びました。
作業療法士のやりがい
・患者さんやご家族様に感謝されるときが一番うれしくて、やりがいを感じます。
作業療法士のしんどさ
・上司との価値観が合わないことがしんどかったです。
就活のためにやっていたこと
・アルバイト(チームとして働くために必要な能力を鍛えられます。)
就活のためにやっておけばよかったこと
・自己分析(自分の強みと弱みを知っておくと有利になります。。)
医療業界を目指す若者に向けて
・人間性を高めることが大切なことです。積極的に人と関わって、人間性を高めましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございます!
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